犬猫も毎日の口のケアーは大事

一般的に犬猫の歯垢が歯石に変わるスピードが人間の5倍のスプードになるようです。

 

口腔内環境悪化より、最近が体内に入り病気につながることがあります。

犬猫は虫歯にはめったになりません。

が、歯周病では3歳以上の犬や猫の8割になっています。

 

歯周病の原因は、歯垢の中の細菌で、歯垢は歯石に変わります。

歯石が着いたその表面に歯垢が着きやすくなります。

小型や短頭種は、大型犬種と同じ本数の歯が生え

てい、歯が密集しているため、歯垢・歯石が溜まりやすいです。

 

犬や猫の歯垢は３～5日ほどで、歯石に変わるの

で、少なくとも２～3日に1回の歯磨きはするようにしましょう。

歯周病になっている場合は、一日に1回は行って下さい。

 

口の周りを触らせることに慣らす

• 1　最初は指で撫でる。
• 2　手の甲で撫でる。
• 3　手のひらで撫でる。

と少しずつ慣れさせ、喉、顎などリラックスして

いる時などに、歯ブラシや歯磨きガーゼで優しく撫でるところから始めます。

 

歯磨きグッズを当てても安心な場所から、

口に近づけていくと、口の中に歯ブラシを入れても、平気でいられるようになります。

 

歯磨きガーゼが当てられるようになったら、

• 1　前歯の外側から。犬歯は特に丁寧に。
• 2　歯ブラシを斜め45度に傾け、歯周ポケットの中も磨く。
• 3　奥歯へ移動し、奥歯は歯垢が着きやすいので、小刻みにブラシをかける。
• 4　歯の裏側には、歯垢が溜まりやすいので、できるだけ磨くようにして下さい。

 

 

歯ブラシとトラウマ

●歯ブラシの選び方

歯ブラシはヘッドが小さい、または、毛が柔らかいタイプが良い。

（毛が硬いと、歯や歯肉を傷つけやすいため。）

歯ブラシは水かぬるま湯に歯磨き剤などでぬらして使用。

 

• ●トラウマ

歯磨きをどうしても嫌がる犬の場合、以前に

マズルを掴んで、強制的なしつけをしたりした事がなかったかどうか考えてみて下さい。

もしあったなら、犬にその事をきちんと口に出して、心をこめて謝って下さい。

謝らない限り、いつまでも歯磨きはさせないでしょう。

 

 

まとめ

・犬猫の歯垢は歯石に変わるスピードは人の5倍の速度。

・犬猫はめったに虫歯にならないが、3歳以上の犬猫の8割は歯周病になる。

・小型犬、短頭類は歯垢歯石が溜まりやすい。

・犬猫の歯垢は３～５日程で歯石に変わるため、２～3日に1回の歯磨きをするように。

・歯周病になっている場合は、一日に1回する必要。

・歯磨きに慣らすためには、口の周りを指先、

　手の甲や手の平など徐々に触れて、口に近づいていくようにする。

・前歯の外側から磨き、特に犬歯は丁寧に。

・歯ブラシを45度に傾け歯周ポケットも磨く。

・歯の裏側は歯垢が溜まりやすいので、しっかり磨く。

・歯ブラシはヘッドが小さい物か、毛の柔らかい物を選ぶ。

・どうしても嫌がる犬は以前にマズルを掴んで、

　強制的なしつけをしたかどうか考え、した場合

　はきちんと心を込め謝ること。二度と歯磨きはさせてくれないから。