とうとうこの時がやってきた！

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何年前からでしょう？

こちらの本店に何度出店したことか。

しかしかなり前より、お客様は極端に

少なかったですが、客層は大変上客でした。

 

「人が少ないからここがいいの。」と

いう方もいらっしゃいました。

 

このコロナもあって、どちらも極端にお客様が少ないですね。

文化村での評判のいい催しや映画を

やっている時は、とても売上もよく、

品の良いお客様ばかりで、販売も楽でした。

 

 

今後もアチラコチラの百貨店が、

店じまいをするようになるかもしれません。

 

私が出展したところでも、危なそうなところがいくつかあります。

 

ネットに押されているのは確かでしょう。

私の仲間たちはネットに、苦手意識があ

って、ここがネックになっています。

 

いい物作りをしている人たちが何人か

いますが、ネット音痴ですので、本当は

プロヂュースする人がいたら、世界に誇れる人たちばかりです。

もったいない技術と感性です。

 

昔々は、この道一筋が尊ばれた時代がありました。

今はある程度マルチでないと、完全に

世の中から取り残される時代になりました。

 

まずは自身が行動しないと、何も変わりません。

コロナで再度実感しました。

 

 

今は昔、土日の混雑が遠い昔話

人は飽きもします。

長い歴史がありますから、変えるというのも難しいのでしょう。

 

私達百貨店に出店しているものにとって

不満はいくつかあります。

 

売上が上がらないのは、中高年の客層に

目を向けなさすぎるからだと、よく話します。

 

どうしても先のことが心配なのか、若い

人の入店数を気にしすぎるということです。

 

どうしても、若い人対象では全体の売上

が上がりにくいです。

私達出店者も多くは、中高年にターゲッ

トを絞っているのは、短期間に売上をあ

げないといけない、催事だからです。

 

10年前なら、1週間の売上は100万ぐらいいきました。

しかし、今はあり得ない数字です。

 

人工的にも60歳以上のほうが多いのです

から、その客層を大事に行くと比較的安定

していったのではないでしょうか？

 

今はコロナですから、その世代はまず無理ですが。

お客様は自分たちの店がないということ

を、あちこちで耳にしてきています。

 

昔子供の頃、百貨店に行くのが楽しみでした。

朝からさんざん歩かされ、お腹が空いた

らお好み食堂に行って、お子様ランチを

食べ、おやつはソフトクリームを喫茶で

食べ、帰宅したら歩き疲れてぐっすり眠る。

 

土曜か日曜はいつもこんなサイクルで過ごしたものです。

高度成長期の時代ですから、活気あふれていました。

あの頃のデパートマンたちは、積極的に

企画を考え、いろいろなことにチャレンジしていたそうです。

 

あの頃にはもう戻れないでしょうが、

年令に関係なく、活気あふれるスペース

と空間、プロヂュースをまた挑戦して頂きたいです。

 

 

日本の豊かだった時代、とても懐かしいです。

日本橋三越は定期的に、電子オルガンを

引いていたようにも記憶します。

 

華やかでした。にぎやかでした。来店の

お客様が皆、お買い物を楽しんでいました。

 

今は出店していても、楽しまれていると

いう感じには見えない、事務的なお買い物という気がします。

 

昔はかぐや時計、電化製品と名前通り

百科店だったが、今はそれらがなくな

ったが、家具だけはコロナのおかげで

復活し好調な売上だとか。

 

かさばる、高いとかはなくした百貨店

だが、かえって不便を感じさせたこと

もあって、人離れしたのでしょうか？

 

あの頃は、ジュエリーには物品税というのがありました。

高級品には物品税がかかっていましたね。

そんな時代でした。

 

 

まとめ

・渋谷東急本店、23年春閉店。

・ネットに押されたか、自社持ちの土地でも無理？

・時代が変わる変わり目、今後百店はどう変化？

・今は昔の百貨店華やかりし思い出。

・昔のお客様はお買い物を楽しんでいるように見えた。

・今消費税、昔高級品には物品税。