防災グッズ

教室のお問い合わせで、

「パラコード編み、マクラメ編みの犬首輪が

防災グッズにもなるので、ビジネス展開

できるかと思い習ってみたい。」

 

というメールでのお問い合わせが

ありました。

私も以前TVでその様子を

見たことが有りました。

 

しかしどうでしょう？

そのTVでも平結びのブレスレットを

ほどいて、ただの素材のロープ

にして、ロープを繋いで、長い紐にして

使用する説明をしていたように記憶しています。

 

しかし、解くにも時間が少々かかります。

丈夫とはいえ、ブレスレットに使用された

ロープは径4ミリ。

長さも2メートルが2、3本くらい。

 

 

果たしてなんの役に立つのでしょう？

●人間が2階から下に降りる時？

細すぎませんか？

●犬や猫をおろす時？

短すぎませんか？

安定はどうですか？

ハーネスに取り付ける？

 

ネットで探してみると下の★印4点。

★解いて止血ドメ

★野宿のときの洗濯物干しロープ

★靴紐が切れたときの紐用

★下駄の鼻緒の応急措置

以上のことから、「いつも持ち歩きましょう」

と紹介しているブログがありました。

 

なんだかこじつけみたいに感じてしまいます。

防災の一例だけでビジネスになるのかしら？

 

グッズ販売

 

グッズ販売は、愛犬のための販売、

または防災のための販売。

 

全く使用目的が違います。

飼い主さんたちはどの様に思われるのでしょう？

 

もっと防災に適したグッズのほうが

説得力があるのではないでしょうか？

 

首輪販売と防災グッズ販売とでは

売る場所も、ターゲット層も違うのではないでしょうか？

 

愛犬家たちへ兼用できますという、

アピールが可能ということなんでしょうね。

 

果たして愛犬家たちはもっと

便利で手早く用意できるものを

探していたり、もうすでに

準備できたりしているのではないでしょうか？

 

 

まとめ

・パラコード編みブレスや首輪が防災グッズになる？

・解いて使用するには少々時間がかかる。

・径4ミリの細いロープで、どこまで何ができる？

・止血、靴紐、洗濯物ロープ、下駄の鼻緒の応急措置には良いでしょう。

 

 

●2019.4.19 一般社団法人　日本アニマルウェルネス協会会員
ホリスティックケア・カウンセラー認定 ペットシッター