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[白蝶真珠・黒蝶真珠・淡水真珠]アコヤ貝以外の養殖真珠の違いはどこ?

色帳真珠・黒蝶真珠・淡水真珠

 

真珠のとれる地域や特徴

  • シロチョウ真珠

シロチョウ真珠は、シロチョウ貝という

大きな貝から、とれるという真珠、または、南洋真珠をいいます。

 

このシロチョウまたは南洋真珠は、赤道付近

の熱帯地域の海に生息しています。

 

というより、熱帯の海にしか生息できない真珠です。

 

取れる地域としては、オーストラリア、

インドネシア、フィリピン、タイ、ミャンマー。

日本では、奄美大島、沖縄があります。

 

貝自体が大きいので、大玉の真珠がとれます。

私が仕入れた中で一番大きかったのが、18mmがありました。

通常は13mm以上のものが採れます。

 

このシロチョウ貝には2種類あり、貝の内側の

淵が黄色いのからは、ゴールドパールがとれます。

 

 

もう一種類からは、シルバー系のパールがとれます。

 

  • クロチョウ真珠

シロチョウよりは小さい貝ですが、こちらも

かなり大きい貝になります。

 

クロチョウ貝からとれるのがクロチョウ真珠です。

この真珠はわりと最近で、1970年代になってからになります。

 

このクロチョウ真珠は、90%以上がタヒチ産となります。

日本では、1914年には沖縄県石垣島川平湾で、

世界初でとれたのが、クロチョウ真珠です。

 

2000年には、沖縄で行われた「沖縄サミット」

での、公式贈答品に指定され、参加国の

首脳夫人に琉球真珠のペンダントが贈られました。

 

沖縄での真珠養殖は、明治時代から始まったようです。

真珠が出来るまでには、まず母貝を育てることから始めます。

それが5~6年掛かります。

たいへんな長い年月がかかっての成功となります。

 

1970年に、クロチョウ真珠の大量収穫に成功します。

研究開始から、18年後世界初の量産化となりました。

 

クロチョウ貝は、サンゴ礁が生息する美しい海で育ちます。

さらに沖縄県では、シロチョウ真珠も1991年養殖に成功しました。

クロチョウ真珠の最高の色調は、ピーコックグリーンとされています。

 

 

現在私の経験で言えば、今のファッションには、

少々堅苦しく感じるせいか、グレー玉のクロチョウが好まれる傾向にあります。

 

年配のかたには、真珠をよくご存知のかたほど、ピーコックグリーンを好まれます。

 

  • 淡水真珠

湖や河に生息する貝からとれるものをいいます。

びわ湖特産のイケチョウ貝、中国のヒレイケチョウ貝など。

 

1910年ごろより、びわ湖で開発された真珠です。

淡水真珠は、核を使わずピース(外套膜)のみを体内に移植します。

現在は、中国産が圧倒的に出回っています。

技術も向上し、大きいものや変形のおもしろいものが、たくさん出回っています。

 

白蝶真珠・黒蝶真珠・淡水真珠

 

模造真珠との見極めは?

模造真珠とはいえ、安価なものから高価なものまであります。

非常にまぎらわしいものもあります。

 

模造品の共通点は、合成真珠泊という塗料の一種を使用しています。

 

天然真珠や養殖真珠のように見せかけています。

一見すると真珠そっくりの「てり」があります。

 

しかし、顕微鏡で100倍にしてみれば簡単に見破れます。

本物の真珠には、指紋様の模様があります。

が、模造品は卵の殻のように平坦に見えます。

 

自分で見分ける方法としては、珠同士をこすり

合わせるやり方もあります。

 

模造品は、つるつる滑りますが、本物の真珠は

カチッと引っかかりを感じます。

 

見た目でいえば、模造品はツルツル、テカテカして光りすぎています。

本物はよくみれば、どんなにきれいな珠でも、

模造品のようなテカテカはなく、少しざらつき感

があり、もしくはエクボという小さなくぼみもあります。

 

このエクボは成長の過程で出来るものなので、

最高級品でない限り、体外一つくらいほんの

小さな物を、見つけることが出来ます。

 

逆に、エクボがあるものは、本物の証拠でもあります。

 

まとめ

白蝶真珠・黒蝶真珠・淡水真珠

 

・シロチョウ貝からとれる真珠をシロチョウ真珠という。

・クロチョウ貝からとれる真珠をクロチョウ真珠という。

・シロチョウ貝は非常に大きな貝で、貝の淵が

 黄色のものからは、ゴールドパールがとれる。

・淵がシルバー系であれば、シルバー系の真珠になる。

・シロチョウの産地は、オーストラリア、

 インドネシア、フィリピン、タイ、ミャンマー、沖縄。

・クロチョウ貝は淵が、黒緑色でこの貝から

 取れるのが、クロチョウ真珠。

・クロチョウ真珠は、最高級品のピーコック

 グリーンやグレー色の真珠がとれる。

・クロチョウ産地は、タヒチ、沖縄。

・淡水真珠は、日本ではびわ湖産のイケチョウ貝

 から、中国産は、ヒレイケチョウ貝からとれ、

 核はいれずピースだけを体内移植してつくる。

・模造品との見極め方は、一番簡単なのは、

 真珠にエクボがあるかどうか。

・模造品はあまりにツルツル、テカテカすぎる。

・本物は少々ざらつき感がある。

・本物は指紋様の模様がある。

 

 

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金属アレルギーの方にはチタンのパーツを使っている製品がおすすめです。

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