バブル時代のダイヤは高値取引　なぜ？

 

大粒のダイヤの買取り額はバブル期のも

ので、10分の1くらいらしいが、日本で

カットをし直すと、非常に高い価格に

設定できるため、高く取引ができるとのこと。

 

日本のバブル期は商品の質・デザイン

ともに評判の良い時期なので、インド、

中国などでの販売は人気が高く、高値で

取引できるという事実があります。

 

そうやって、日本から金の所有量がどん

どんなくなっています。

 

 

バブル期のダイヤモンドのカットは今よ

り、レベルが低いため、リカットし直し

て販売すると、かなりの高額で取引できるのが現状のようです。

 

ダイヤモンドの採掘量が、かなり減って

いるとのことで、何年前からでしょう、

すでに中国では本格的に人工ダイヤの

製造工場を運営しているという、TV番組をみたことがありました。

 

実際買取りでも、通常天然石の買取りは

してくれませんが、ダイヤモンドは1ミリ

のメレダイヤやそれ以下の小さなダイヤでも、買い取ってくれます。

 

買取りと言っても、ダイヤを仕入れるという意味合いで買取ります。

 

そのため100円200円という単価です。

 

• ●国民生活センターによると、

・買い取り業者は「持ち込まれるのはバブル時代のものが多いですね」

・「だいたい買い取り相場は、購入したときの値段と比べると10分の1になります」

 

やはりバブル期の商品の評判が世界中で評価を得ているということでしょう。

 

 

2020年国際宝飾展でも、「合成ダイヤモンドゾーン」特集

 

国内での消費が落ち込んでいるという

こともあってか、人工ダイヤが大量に出回っているのが現状です。

https://www.ijt.jp/ja-jp/visit/feature/lab-grown.html

今や人工、合成、ラボなどいろいろな

言い方があるようですが、すでに当たり

前のように商品が出回っています。

 

天然のダイヤモンドと同じようにカット

も出来、メレダイヤなどは、鑑定できないものもあるとのこと。

 

 

中国は人工ダイヤ製造量もかなり多い現状。

やはり価格的にも天然物より安く手に入

り、見た目に全くわからないと聴いております。

 

鑑定に出せばそれは明らかなようですが、

メレダイヤなどは小さすぎて鑑定できにくい面もあるとのこと。

 

そのため、取り巻きリングのメレなどは

人工ダイヤも使われているだろうと言う話も聞きます。

 

今後ジュエリーの価値ってどこ？

 

 

ダイヤも本物と偽物それも本物のような

精密さ、しかし、値段は安い、が、美しい。

 

現代は本物、偽物という区別ではなく、

それぞれに個人が認めれば、それを楽し

むことなのではないでしょうか？

 

他人のために物を購入するのではありませんから。

後に売却するつもりなら、本物がいいでしょう。

他人が認める価値ではなく、自己が認めることが一番だと思います。

 

先日のブログでも話した、選別する精密

な機器を使っても、古物商などは騙される時代です。

 

宝飾の世界も、個人が見て十分に理解し

満足行けばよいのではないでしょうか？

 

購入の決め手が、クオリティーと価格で

納得したのであれば、

満足したほうが嫌な気分にもなりません。

 

価格、材質、技術全てにおいて満足できることが良いかと思います。

 

まさに現代は、個の時代

 

 

騙されたという思いをしないためには、

本物の良さを知ることが大事です。

 

現代は物の良さが分かる方が本当に少なくなりました。

 

値段が高い物はすんなり高い物で、物も

それなりに良いのだろうと思いやすい心理が働いているようです。

だから、赤札で説得されてしまうのでは？

 

販売の現場でながく経験していると、

価格で物の価値を判断している方がほとんどのように見えます。

 

実際はすごく高いが、直接の取引のため

安くなっているのに、基準がわからない

から、特別価格にしていても喜んで頂け

ず、逆に怪しい目で勘ぐられたりという

ことが、何回も経験してきました。

 

特にジュエリーの世界は高くてあたり前

と思い込んでいますから、私のように

オリジナルを少量制作する者は、直接の

仕入れや、外注に出さない取引だと、

他社より安くできるのは当然ですが、

胡散臭い目でみられたりもします。

（大量生産業者には、価格では対抗できません。）

 

物販業が難しい今の時代、ただ安くして

いる物ばかりではなく、本来はもっと

高い価格をあえて安く付けている業者も大変多いです。

 

 

 

いいものを安く手にいれる良いチャンスです。

 

若いときからご自身へ自己投資をしない

と、見る目が育ちにくいです。

 

現代は、現金を増やすことには関心が

あるが、物の良さをはかる知識や感性が

育っていないから、騙されるのでしょうか？

 

したがって、わかりやすい赤札に飛びつ

く傾向があるのでしょう。

 

赤は元々から赤の値段なのです。

そういう業者さんとご一緒したこと何度もあります。

 

私も初めおどきました。

催事場に出れば赤札を下げ、通常の場所

での販売は、黒字の同じ値の正札。

 

セールでも、セールでなくとも正札の色

が、赤か黒の両方同じ価格です。

 

人間の心理に騙されないよう、ご自分の目を肥やしてください。

最終決断はご自身なのです。

 

 

まとめ

・ダイヤモンドの採掘量が、少なくなっている。

・大粒のダイヤの買取り額はバブル期の物で、10分の1。

・バブル期のダイヤは日本でリカットし高値で取引。

・バブル期の商品は質・デザイン高評価の時期。

・インド、中国などでの販売は人気が高い。

・今や人工、合成、ラボなどと言われる。

・すでに当たり前のように商品が出回っている。

・2020年国際宝飾展でも、「合成ダイヤモンドゾーン」特集。

・他人が認める価値ではなく、自己が認めることが一番。

・現代は、個の時代。

・最終決断はご自身。