石の裏側見たことありますか？

特に結婚指輪は、はめたままにしている

と思いますが、ダイヤや天然石を入れ

たリングの場合は、せめて結婚記念日に

洗浄するきっかけにするのも良いでしょう。

 

手荒れ防止のクリームや人の脂、

またホコリも付着されたままになります。

それらが、脂とともに塊になります。

 

狭い隙間をきれいに洗浄するには、

やはり宝石店にいって超音波洗浄機に

かけるのが、一番きれいになります。

 

また、洗浄掛ける前に宝石店であれば、

必ず石の緩みも点検してから、洗浄し

ますので石を落とす予防にもなります。

 

それも面倒な場合、ご自分でしてみてください。

石の緩みをなおすのは無理ですが、汚れ

落としだけは可能です。

 

脂汚れの落とし方

まず石によっては扱いが様々なので、洗剤を

使うときは要注意です。

 

 

★一番簡単な落とし方

• １ 古歯ブラシを石鹸にこすりつける。
• 2  ジュエリーの表裏をブラッシング。
• 3  裏側は、ブラシの一本一本が隙間に入るように洗う。
• 4  その後、ぬるま湯で軽くすすぐ。（ササッとする）
• 5  一旦水気をティッシュで拭き取る。
• 6  食器洗剤を爪楊枝につけ、石座の

   裏側をグリグリと廻す。

   洗剤ではらちがあかない場合、

   爪楊枝に石鹸をつけてグリグリ廻しを繰り返す。

• 7  それでも落ちない場合

   マジックリンを少量爪楊枝にうつけ

   グリグリ廻しをする。

（廻すとよく落ちる）

   マジックリンはほんの一瞬に行う。

   天然石に影響を与えすぎるため。

• 8  水で洗い流し、水気拭き取る。

 

使っていい洗剤は界面活性剤がないものがいいです。

食器洗剤などを薄めたものにしておきます。

 

 

一般の方が扱うときは、お湯を使うのも

避けたほうがいいです。

 

熱に弱いものも大変多いのです。

サンゴ、エメラルド、ラリマー、こはく

などいくらでもあります。

 

パールもいけないと言われてもいます。

少々余談になりますが、

パールはお湯の温度が熱すぎると、色が

黄ばみ変色してしまいます。

 

その加減が一般の方にはわからないので

やめておいて方が正解です。

 

パールリングやブローチからパールを

取り外す場合、鍋に水とパールを入れ沸かします。

 

熱を伝導させ接着剤を剥離させます。

このようにしますので、扱いがわかって

いれば、パールはさほどか弱いものではありません。

 

しかし専門の人以外は、やめておいて方が良いです。

専門の方におまかせしましょう。

 

まとめ

 

・結婚指輪は、ダイヤや天然石入のリング

の場合、結婚記念日にメンテナンスすると良い。

・狭い隙間をきれいに洗浄するには、やはり宝石店。

・石の緩みチェック後、超音波洗浄してくれる。

・クリームや人の脂が空気中のホコリと共に塊になる。

・脂の塊を取るには、石鹸を 古歯ブラシで表裏ブラッシング。

・次に、爪楊枝で石の裏を石鹸または、

中性洗剤をつけ、グリグリ廻しほじくるように洗う。