結論、編み方での区別はない！

マクラメ編み自体が紀元7～8世紀ごろ

からの古い伝統工芸でもあり、

イスラム文化圏から欧米等に広がった文化です。

綿素材のロープで作られたのがマクラメ

編み、ナイロン素材のパラシュート

コードで作られたのがパラコード編み。

ネット上ではこのような違いが見られます。

米国へ渡ってアメリカでの変化が加味

されたり、軍隊のパラシュート部隊が

ナイロン製のロープを使用したりと、

伝統を引き継ぎながら新たな使われ方や

アレンジが加わって今に至っているようです。

ヨーロッパ、特にルーマニアでは、

「マクラメ編みレース」

として、独立した分野もあり伝統工芸

にもなっています。

専門の職人さんも存在し、繊細な

緻密なレース編みを制作している

数少なくなった女工さんが今も生産しています。

跡継ぎがいない現実もかかえています。

何がマクラメ編み、パラコード編みと

はっきりと区別はなく、使用する素材で

区別されているようです。

スイス、ドイツでもパラコードを使用

していろいろなものが作られています。

ペットグッズや人用のアクセサリーも多数あります。

手作りでしか出来ない、味わい深い商品

マクラメ編みのアクセサリーでは

「マイクロマクラメ編み」と称した

アクセサリーが一般に知られているようです。

天然石を使われたものをよく見かけます。

が、ロープそのものだけでのアクセサリ

ーはほとんどまだ見ることがないように思います。

イタリアなどではとても素晴らしいダイ

ナミックなロープアクセサリーが売られています。

日本ではまだ殆ど私は実際の商品を見た

ことはないです。

ロープというと安っぽい感じを受けるか

もしれませんが、色や編み方で、高級感

もありまた金属アレルギーの方にも安心

素材でもあります。

素材が綿やナイロンですから、価格も安

いし、軽いということで、もっと普及

してもらいたいですね。

編み方も一体何種類あるかわからない

くらいの数があるため、とてもすべてを

覚えきれないくらいです。

何色も使う編み方もありますし、色の

出方もポコポコと立体的な模様としても

現れてきます。

コロナ禍の中、自宅にいることも多くなり、

実用品の物作りの楽しみ方を実践してみてください。

まとめ

・編み方の区別はつかない。

・綿素材で作るのがマクラメ編み。

ナイロンのパラシュートコードで作るのがパラコード編み。

・ルーマニアでは、「マクラメ編みレース」

として、独立した分野の伝統工芸。

・手作りでしかできないのがマクラメ編みパラコード編み。

・編み方の種類も多数ある。

・色の組み合わせ、多種多様の模様が、無限に出来る。