古い取引先から久しぶりのオファー

繊維関係もジュエリー業界も

もう何年も不景気が続いているところ

へコロナで追い打ち。

 

さらに厳しい状況が続いています。

そんな状況の中、何年も前に取引は

しなくなっていたブティックの

オーナーから展示販売のお誘いがありました。

 

オーナー側のメリット

商品はまるまる借りれて、品不足の空

いたスペースに、新作の商品が並べら

れ、おなじみのお客様や新しいお客様を呼びやすい。

 

 

売れたら上代の40～50％を取り、

何のリスクもない委託販売は、面白み

のある販売でしょうが、オリジナル品

を制作販売している作家にとっては、

この貴金属高騰で材料仕入れだけでも

とんでもない仕入れがかかり、

そのうえ、売れる当てもないデザイン

を考え、在庫になるかもしれない商品

の制作に時間を費やす。

 

 

こんな割の合わない仕事は、今の時代

には合わず、商売になりにくくなりました。

 

荷造り運賃の送りや戻し。

入金が一か月後。

地金屋さんは即金でないと売ってくれません。

待ってくれても４日間。

 

売上代金をすんなり支払ってもらえる

かどうかも不安な時。

 

いろいろなリスクがあるため、

委託の展示販売は危険がいっぱいで

あるのが出店側の本音。

 

ブティックの現状

友人にオファーがあったことを

電話で話したところ、店舗に

商品が不足しているのではないかと

言われました。

 

 

スカスカの商品の店には、売れ残り

見たいで購入する気が失せるかもしれませんね。

 

これまでにも売上金の支払いの悪さがあれば

なおさら、取引先は離れていくでしょう。

 

私もその一人でしたが。

商品を委託してくれる卸先もなくなっ

たり、倒産する会社もあったりすれば

継続が何かと厳しくなります。

 

結論

委託販売や展示販売はリスクが多いた

め、お断りしました。

売掛金の不払いがある不安もありますから。

 

物販業は今は、商売になりにくくなっ

ているのは当たり前になっています。

 

百貨店でさえ集客もすさまじく悪く

客層も落ち、特に今は涼みがてら

くるお客が多いのと、高齢者は

昔から散歩がてら百貨店に遊びに

くる方が多いものです。

 

ずいぶん前から、購入目的の方はぐんと減っています。

 

まとめ

どの業種様も、アイデア知恵をしぼり

過去のやり方に固執しない枠を取り払った

営業方法を生み出すしかないかと思います。

続けるなら「やるっきゃない」だけ。