ワックス制作風景

自由なデザイン、局面やカーブの多い

デザインは、ワックス制作でつくります。

 

ロウ材のブロックを自由に

操れる人は彫刻と一緒で、ブロックロウを

掘り起こして作ります。

 

二次元のデザイン画から三次元の

立体に起こしていきます。

動画のワックスはハードワックスで

リング用なのですでに中央に穴が

すでに開けられています。

 

デザインにより使うロウ材を変える必要あり

植物的な細かい曲線がデザインには

このブロックのロウ材は不向きです。

 

とても彫りきれない、時間がかかる。

そのよな場合は、ソルトワックスという

物を使用します。

 

皆さん歯医者でかみ合わせを取るのに、

ピンク色のシートを噛んだ事ありませんか？

あれがソフトワックスです。

全く同じものです。

 

歯科材料や道具は、歯医者さんと同じ物

も多く、歯科技工士さんとも被ります。

 

ジュエリー制作の流れ

このようにジュエリー制作は

1.デザイン画を起こす。

2.ワックス制作でワックス原型を作る。

3.鋳造業者にいらしして、Wax型から

金属にしてもらう。

4.上がったジュエリーの仕上げ。

5.石枠をセッティングし溶接加工

6.石留めをして最終仕上げ。

 

石枠は基本的に地金から作ったほうが

しっかりしたものが作れるので、

金やシルバー、プラチナなどの

地金から作ることが望ましいです。

 

このように目的に応じて使い分け

します。

 

まとめ

・ジュエリー制作はWax制作で始まる。

・石枠は基本、各貴金属の地金から制作。

・デザインに応じてハードワックス、

または、ソフトワックスの使い分けが必要。

・できたWaxは鋳造会社へ外注する。

・石枠をセッテイングと溶接し、石留め。

・最終仕上げ。