メレダイヤ用石枠パーツ製造中止

御徒町は、地場産業が宝飾の街でも

あります。

 

アメヤ横丁の反対側は、宝飾専門店

の街並みです。

まさか、まさか知りませんでした。

小さな小さなダイヤを留める石枠。

 

以前にはいつでも当たり前のように

購入できたメレダイヤ用石枠。

この石枠をシャトンと言います。

石の直径が2ミリ以下を探していました。

 

もう製造を中止してしまっているとのこと。

ショック。

お客様のオーダーで使用するつもりで

デザインを決めています。

 

デザインの変更は今更できません。

御徒町の空枠屋さんを駆けずり回り

注文制作ならできるという会社を

見つけました。

 

価格はまだわかりませんが、

お願いするしかありません。

 

ネックレスの止め金具

このパーツをクラスプと言います。

このパーツもある店は、品切れで

その上注文しても入荷はいつになるか

わからないとのこと。

 

他のデザインもほとんどこの状態。

いつ入荷するか分からなくては、

お客様は困ることでしょう。

注文もできません。

 

こちらの希望するデザインのものは

ありませんが、別の会社を探し歩き

見つけましたが、デザインが変わって

しまうため、お客様にお伺いしてから

購入することに。

 

厳しいジュエリー業界

facebookより転写

こんなに作り手が困るような状態に

なっているとはわかりませんでした。

 

会社の生き残りだけで精一杯の

時代のようです。

 

御徒町の様子も、半年行かないと

新しい店に変わっていたりすること

は、珍しいことではありません。

 

昨年から私の目の都合でオーダーは

休んでいましたら、この状態にまで

業界が落ち込んでいるとは

思いもよらずにいました。

 

今後はお客様に不都合を感じさせる

ことも多くなりそうです。

 

時間もかかり、手間もかかり、

お客様にはその旨をよくご理解

頂く必要が出てきました。

 

まとめ

・小さな石枠シャトンの製造は中止された。

・ネックレスに取り付ける止め金具は

注文しても入荷がわからない。

・宝飾の街、御徒町は製造中止のパーツ

やいつ入荷するかわからないパーツの

現状になってしまった。

・これまでよりも、制作時間をたっぷり

予定しなければ、いけなくなりそうだ。