相変わらず貴金属地金は高騰中

20日金曜に、貴金属買取業者へ

お客様からのお預かり地金を

売りに行ってきました。

 

かなりの混雑で、1時間半は待たされました。

その間、多くの企業さんが売りに来て

いた様子を見ていましたが、月末も近

いということもあるのか、まあ札束が

あちこちで封筒に入れられ、渡されていました。

 

 

万札の帯封が8cm10cmの高さで入れられ

ていたり、5cmだったり皆さん大量に

地金を売りに来店されていました。

先々週はしばらく値下がりが続いていて

そのせいか、先週からまた値上がりが

続き、ニュースでも取り上げれていました。

 

K24が1ｇ1万年超えになったからでしょう。

私の受付番号は100番。

 

随分と待ちました。

しかしお客様には、値上がりしたときに

売却することをお約束していましたので

実行できよかったです。

 

ジュエリータウン御徒町は大丈夫か？

もう何年も前からジュエリー業者が

集まっている側の、御徒町は段々と

変化が起こり、日本の企業が少なくな

り、または、シャッターが閉まってい

たり、おなじみの珍しい素材を販売

していたお店が、いつの間にかなくな

っていたり、寂しい状態がここ何年も

続いています。

お客様が望み楽しみしていてくださる

面白い変わった石を売っていた店など

もなくなったので、私もお披露目する

ことができなくなり残念です。

 

オーダーのお客様の制作で、

シャトンという小さな直径2ミリ以下の

小さなダイヤ用の石枠を仕入れに行った

ところ、販売中止とのことあちこち駆け

ずり回り、注文制作ならOKしてくれる

ところを見つけました。

デザインはもう変えられないため、

お願いするしかありません。

 

こんなに不景気になると、意欲的に作る

ことが、不自由になることを思い知らされたところです。

 

どちらの事業者も同じかも

物販は、先行投資になるので、これほど

ものが動かないと、在庫を抱えることに

なり、いらぬ経費がかさみます。

 

そのため、注文制作や納期を約束せずに

受けるというやり方にしているようでも

あります。

 

ネックレスのパーツも、在庫はなく

注文しても納期はわからないという返事

そんな状態で、お客様に納得していただ

くわけにはいかない。

 

最後にご負担をかけるのはお客様。

 

現金取引しかやらないところが随分と

増えました。

 

そのため百貨店でのオーダー受付は、

支払いは先払いですが、

納期を十分に頂かないと受けられな

いということにもなります。

 

どちらも資金不足。

不景気なところへコロナでよりダメー

ジを受け、特に宝飾品などは買い控え

ですから、倒産はもちろん経営継続、

維持するのもとても難しくなっている

だろうとおもいます。

 

生き残ることがこんなに大変なのも、

宝飾業界だけではないでしょう。

 

まとめ

・貴金属高騰で販売所は大混雑。

・当たり前の貴金属パーツも今は製造中止。

・カタログに商品はあっても、納期は約束できず。

・何年もの信用取引をしていても、現金取引になってしまった。

・現金の用意がなくては、新商品は作れない。