[貴金属地金高騰中] ジュエリー国内生産がきびしい今
地金相場下がっても高値
ここの所しばらく地金相場が下がり始めています。
トランプ氏が大統領になってから
下がり始めていますが関係があるのでしょうか?
まだ高値ではありますが、少しづつ下がっています。
私はシルバー地金の価格に気を付けて
いますが、売り時のタイミングが
まだありません。
高値が続いてかなりの時が流れていま
すがジュエリー業界は、私の取引先も
ほとんど、廃業や倒産でなくなってしまいました。
ツテを頼って新たな会社を紹介しては
もらっていますが、どれだけの実力か
は、仕事を出してみないとわかりません。
ジュエリー製造業の社命は鋳造技術しだい
ジュエリー業界は、鋳造技術しだいで
存続、倒産が決まります。
その為、昔から、鋳造技術者の引き抜
きがよくあります。
そういう業界なので、長く取引してい
た会社が、廃業や倒産をされてしまう
と、紹介していただいた会社があって
も、お願いするにも商品がボツになる
覚悟で発注しないといけません。
現代のジュエリー制作とは
動画のようにブルーのロウ材を鋳造
(キャストという)するのが、現代
のやり方です。
このロウは石膏の中に埋め、乾燥し
てから、石膏を温めると中のロウ型が
溶けてロウ型の空間ができます。
そこに溶かした金やプラチナ、シルバ
ーを溶かしたものを、流し込みます。
隅々まで溶けた金属が、このロウ型
の空間を埋め尽くすわけです。
この金属を溶かして埋め込む技術
これが非常に難しく、気温、湿度
、季節など様々な条件によって、
技術者は長い経験を生かして製造します。
ロウ型に流れ切らないと失敗
失敗は、初めからロウ型をまた作り直
さないといけませんし、地金も無駄に
なります。
一度溶かした金属は質が落ちます。
スもできやすくなります。
スとはぷつぷつと穴が開くことです。
これでは商品としては納められません。
この肝心な技術が会社の信用になるわけです。
なので、めったなところには外注に
だせないということになります。
技術にとても自身のある所は、非常に
高額な工賃を取られますし。
すなわち出来た商品はさらに高くなります。
日本で日本人対象に販売するのは
とても難しいという結論になります。
あらゆる面でジュエリー制作、販売の
継続が難しいわけです。
まとめ
・貴金属地金相場は下がり始めていますが、まだ高値。
・倒産が続いている鋳造業者の存続は
鋳造技術が存続と倒産をわけるほど、
会社の生命線。
・鋳造とは、ロウ型を石膏の中に埋め
乾燥させ温め、ロウ型を溶かし空間を
作り、溶かした金銀プラチナの地金を
流し込むこと。
・この鋳造を失敗すると、ロウ型から
作り直さないといけない事と、地金も
無駄にしてしまうことになる。
・不況続きで、倒産が続いている。
・この不況で日本国内での、ジュエリ
ー制作、販売が年々厳しくなっている。
関連情報
エツコナカムラ・アクセサリーブランド|
舞ジュエリー
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大人の女性に向けカジュアルエレガンスをポリシーに、デザインから石留まで、一貫制作。
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