メッキ物アクセのデザインをK18で制作

デザイン画ではピンとこない

お客様から写真や実物でないと

よくわからないということで、

メッキ物専門のアクセサリーショップから

デザインのお気に入りを見つけ

それを、本物のK18で制作したいと、

ご連絡が入りました。

メッキ物専門（アクセサリー）の会社

の商品。

価格は、3千円代でした。

当然東南アジア系の会社での製品かもしれません。

 

本物とメッキ物との勝負のしどころは？

メッキ物のアクセサリーは、

デザインで勝負の世界なので、

デザイン的には魅力的なものが多くあります。

 

貴金属のジュエリーの世界は、価値を

見せるようなデザインが多くなりがち

なので日本のデザイナー達は、少々

理屈っぽいデザインになりやすいなと

感じています。

 

 

デザイン的にどちらが優れているかと

いうと私は、メッキアクセの業界だと

昔から感じております。

 

高額商品になりますから、理屈っぽい

アートになるか、自由な感性での

デザインがしにくいのか。

 

イタリアやフランスのような自在な

自然な感性のデザインが日本人には

難しいようです。

会社の方針かもしれませんが。

 

貴金属はコストも掛かりますから、

何かと制約も多く難しいことはわかります。

 

また、ジュエリー初心者を対象として

いる会社が多いため、見たことのある

ようなデザインになりやすいかと思います。

そのほうが売れますので、

不特定多数の90％のお客様を対象としています。

 

貴金属ジュエリーはなぜ理屈っぽくなりやすいのか

そもそも貴金属ジュエリー好きの方は

石がお好きな方が多いです。

 

デザインより石の価値で選ばれるからです。

またジュエリーショップは、石が

主役のご商売です。

石で儲けることが目的です。

 

メッキアクセの会社は、石も地金も

価値のない素材を使いますから、

デザインで魅力を見せることになります。

 

貴金属では表現できない手の混みよう

とか貴金属ジュエリーでは不可能を

可能にして、デザインで勝負する

のが特徴なのです。

 

メッキ物アクセのコピーでジュエリーリフォーム

この度のお客様はなかなか良い

アイデアだと思います。

 

こちらの提供するデザイン画

（イラスト）が時折実感がわかないか

らとか、理解できない方がいらっしゃいます。

 

そのような方は、今回のように

メッキ物アクセの会社のカタログを

参考にすると良いかもしれません。

 

アクセサリーの本なども参考になるでしょう。

 

まとめ

・メッキ物のアクセをK18で制作するのもアイデア。

 

・本物とメッキ物との価値観の違い。

本物は石好きの方が多く、またショップでも

石を販売することが目的だから、

石が主役のデザインになる。

 

反面、メッキものの会社は、

石も地金もイミテーション、

そのためデザインに価値をおいてい

るから優れたデザインが多い。

 

・デザイン画ではピンとこない方は、

メッキ物の雑誌やカタログから探すのも

良いデザインに出会えるいい方法かと思います。